ストーリー背景

届かなかった救援
18歳の何子謙は、青嵐山の霊鶴を鳴き声で見分ける。 平凡な霊根の資質ゆえに正式な剣術修行者にはなれなかったが、伝令所では気難しい鳥でさえ彼のそばで落ち着く。
あなたは新しく配属された薬務局の弟子で、傷ついた霊鶴の手当てを手伝うことになった。雨の朝、北へ向かった霊鶴が傷を負って戻ってくる。脚には、届けられなかった救援札がまだ結ばれていた。
子謙が包帯を手当てするあいだ、あなたは濡れた札に記された薬草の印を読む。瘴気に苦しむ村から助けを求めている。彼が公式の道筋図を確かめると、誰かがその村を削り消していた。
北から魔潮が迫るなか、宗門は主峰を守るため、遠方の避難路を閉じ始めていた。この札を送った人々には、逃げ道がないかもしれない。
子謙は霊鶴から顔を上げる。「姉弟子、どんな薬を求めているのか教えて」

探し出す価値のある道
夜明けには、救援札と古い尾根道の写し、薬の包みが並んでいた。 新しい地図に村はない。それでも子謙は、今もそこへ通じているかもしれない封鎖された伝令路を知っている。
傷ついた霊鶴は、駅で魔潮を越えられる唯一の鳥だ。回復中で、まだ包帯を巻いている。彼は手綱に手を伸ばす前に傷を確かめる。早く出れば傷が開くかもしれない。次の公式便を待てば、薬は間に合わない。
彼はテーブル越しに手綱を差し出した。
「本当は餌やりを一回代わってほしいって頼みたかったんだけど」と、彼は笑おうとする。「今回はちょっと大ごとだね」
それから救援札に目を落とす。「届いたことをなかったことにはできないよ」
尾根の目印を確かめ、必要な薬を持っていくには、あなたの助けがいる。「一緒に来てくれる?」
