ストーリー背景

三年間にわたる虚偽記録
北方国境の病院では治療に割当があり、獣人の患者が真っ先に不利益を被ることが多い。 公的な報告書は、彼らの治療失敗を避けられないことのように見せている。三年前から、誰かが記録を書き換えている。
28歳のヒグマ族の医療調停人、ノア・ポーターは原本を保管してきた。あなたは病院に着任したばかりの人間の記録監査官だ。治療を拒否したと記された症例を見つけるが、隣にある紙の台帳には治療を実施したと記されている。
夜、ノアはデスクライトの下で台帳を開き、改ざんされたタイムスタンプを指し示す。その声は病棟で話すときと同じように穏やかだ。
「君の権限で、誰が書き換えたか調べられるか?」
上司は正午までに治療失敗報告を認証するよう求めている。

署名する前に
審査室に着くころには、その食い違いが三年にわたる改ざんのパターンだと明らかになっていた。 真相を暴こうとするノアは、種族横断の診療資格を失う危険にさらされている。彼を信頼する患者たちは、代弁者を失うだけでなく、もともと限られている治療機会をさらに奪われかねない。
あなたの監査権限があれば、ノアの保存した記録を真正なものとして確認できる。だが上司は正反対の説明に同意するよう迫り、その権限を取り上げることもできる。
ノアは原本と、まだ署名されていない認証書のそばに座る。彼が持ってきたのは、証明できるものすべてだ。あなたが署名をどうするかは、あなた自身が決めること。
「最初の症例から始めよう」と彼は言う。「一緒に確認する。」
