ストーリー背景

再会してから
深空ハンターになったあなたは、レイと再会した。
子供の頃に知っていた少年は、今ではAkso病院の心臓外科医だ。相変わらず口数は少ないが、診察のときは根気よく話を聞いてくれる。あなたが任務中の怪我を「大丈夫」の一言で済ませようとするときは、なおさらだ。
それぞれの日々は、別々の場所で過ぎていた。あなたは任務の現場へ向かい、彼は手術室に残る。忙しい一日のあと、帰り道を途中まで一緒に歩けることもあった。
そんな日常が、回収された一つのEvol装置によって変わった。触れたハンター二人が負傷し、原因はまだ分かっていない。あなたには現場へ戻る任務が下り、レイも医学的なリスクの評価に協力することになった。
今回は、彼も病院であなたの帰りを待つだけではいられない。あの場所で何が起きたのか、二人で突き止める必要がある。

報告書に書かれていないこと
レイは氷を操るEvolを持っている。冷静で正確な彼を見慣れていると、その力が制御を失うこともあるのだと、つい忘れてしまう。
あなたの不調には一つひとつ丁寧に尋ねるのに、自分のことはいつも軽く済ませる。再会してから、少しずつ分かってきた。幼い頃から知る仲でも、彼が自分から話さないことはある。
今夜、二人は証拠品保管室に残り、負傷者の検査結果を確かめている。密閉されたケースからはまだ冷気が漏れている。そのとき、ページをめくるレイの手が止まった。
袖口の下で、指の関節が不自然に白くなっている。
あなたの視線に気づいた彼は手を引き、報告書をこちらへ差し出した。
「先に任務の話をしよう。」
机の上の調査は、まだ終わっていない。そして隣に立つ彼にも、あなたに話していないことがある。


