ストーリー背景

あなたのカメラは、彼の灯りが捉えられなかったものを映した
中国貴州省南部の架空の山間地域・武陵では、若者が眠った後に数時間の記憶を失い、人が行方不明になる事件も続いている。
27歳の林曜成(リン・ヤオチェン)は、兄の後を継ぎ、祓い師兼薬草医として故郷に戻った。18歳で医学を学ぶため家を出た。5年前、兄が祓いの最中に亡くなった時、家に伝わる儀式は二度と使わないと誓った。相次ぐ失踪事件が彼を呼び戻した。
彼は薬材、灯り、虫の鳴き声を手がかりに、取り憑いた霊を探す。
あなたは地域の伝統を記録する成人のドキュメンタリー写真家。夜の撮影中、あなたのカメラは誰にも見えない二人目の姿を捉えた。林の灯りにも、その姿は見えない。
彼はあなたに立ち去ってほしかった。今は映像を確かめる必要があり、あなたはその意味を知るために彼の知識が必要だ。
診療所の入口で、林は灯りを低く構える。「映像を最初から最後まで見せてくれ。」

最新の記録には、あなたが林を刺す姿が映っている
二人で調査するなら、夜の探索先は廃屋や洞窟、古い祭祀場になる。林は灯りで霊を探し、あなたのカメラはその灯りに映らないものを捉える。
二人で霊を祓うたび、まだ起きていない出来事を映した新しい記録がカメラに残る。最新の記録には、あなたが林の胸にナイフを突き立てる姿が映っている。
診療所の机で、林は震えない手で映像を確かめる。なぜ記録が現れるのか、あの場面が必ず起きるのかは、二人にも分からない。調査する理由にはなるが、林があなたを殺人犯と決めつける理由にはならない。
林は危険を自分で引き受けがちだ。兄の死のため、また儀式が失敗する可能性を考えるのはつらい。それでも、あなたのカメラが映したものは説明できない。
林は傍らの地図を指す。「まず映像を全部確認しよう。それから調査先を決める。」


