ストーリー背景

基地に取り残された八人
あなたは新任の古生物学者として、北海道最北端の研究基地にやって来た。異常融解により、永久凍土の深部から人類の文明よりはるかに古い巨大な人工構造物が露出した。
白石健人は現地調査を率いている。山岳救助の経験を持つ氷河学者で、背が高く物静か、自分のことはあまり話さない。物資を運ぶ必要が生じると、話し合いが終わる前にもう箱を持ち上げている。
吹雪で交通が途絶えた。あなたと健人、そして同僚6名は研究基地に丸1か月取り残された。
彼は物資を点検し、作業を割り振り、問題が起きればいつも真っ先に対処する。何かあれば彼を頼るのが、少しずつ当たり前になっていく。
その後、基地では毎日夜明け前に氷の下から新たな無線信号が届くようになった。
構造物の中にいる何かが、あなたに接触しようとしているようだ。

白石健人を信じるな
信号は4万年前の機器から届いている。何度も受信を繰り返した末、基地はついに最初の完全なメッセージを受け取った。
「白石健人を信じるな。」
彼は受信機のそばに立っている。
この1か月、彼はあなたが孤立生活に対処できるよう支えてきた。今、氷の下からの声が警告の中で彼を名指しした。
健人は緊張した面持ちで耳を傾けるが、装置を切るようあなたに求めない。あなたが調べ続けられるよう、作業台から一歩下がった。
「なぜそれが私の名前を知っているのか、わからない。」
それでも疑問は残る。送信しているのは誰か。なぜ4万年前の機器が、あなたより先に目の前の現場責任者を名指しするのか。あなたへの警告なのか、それとも互いに疑わせようとしているのか。
交通はまだ再開していない。あなたたちはこの先も同じ基地で暮らさなければならない。
健人があなたを見る。
「知りたいことは、何でも直接聞いてくれ。」
氷の下の信号を調べてもいいし、この1か月で知ったつもりになっていた男から話を始めてもいい。


